2006年02月04日
永久欠番
どんな立場の人であろうと
いつかはこの世におさらばをする
たしかに順序にルールはあるけど
ルールには必ず反則もある
街は回ってゆく 人1人消えた日も
何も変わる様子もなく 忙しく忙しく先へと
100年前も100年後も
私がいないことでは同じ
同じことなのに
生きていたことが帳消しになるかと思えば淋しい
街は回ってゆく 人1人消えた日も
何も変わる様子もなく 忙しく忙しく先へと
かけがえのないものなどいないと風は吹く
愛した人の席がからっぽになった朝
もうだれも座らせないと
人は誓ったはず
でも その思い出を知らぬ他人が平気で座ってしまうもの
どんな記念碑(メモリアル)も 雨風にけずられて崩れ
人は忘れられて 代わりなどいくらでもあるだろう
だれか思い出すだろうか
ここに生きてた私を
100億の人々が
忘れても 見捨てても
宇宙(そら)の掌の中
人は永久欠番
宇宙の掌の中
人は 永久欠番
《中島みゆき》を求めて
中島みゆき、歌、作詞作曲
関係者の死を悼んでつくったものだそうだ。
中学国語の教科書、「新しい国語3」(東京書籍)にも掲載されている。
それにしても・・・、
中島みゆきは、ずっと「中島みゆき」のままなんだろう。
いつかはこの世におさらばをする
たしかに順序にルールはあるけど
ルールには必ず反則もある
街は回ってゆく 人1人消えた日も
何も変わる様子もなく 忙しく忙しく先へと
100年前も100年後も
私がいないことでは同じ
同じことなのに
生きていたことが帳消しになるかと思えば淋しい
街は回ってゆく 人1人消えた日も
何も変わる様子もなく 忙しく忙しく先へと
かけがえのないものなどいないと風は吹く
愛した人の席がからっぽになった朝
もうだれも座らせないと
人は誓ったはず
でも その思い出を知らぬ他人が平気で座ってしまうもの
どんな記念碑(メモリアル)も 雨風にけずられて崩れ
人は忘れられて 代わりなどいくらでもあるだろう
だれか思い出すだろうか
ここに生きてた私を
100億の人々が
忘れても 見捨てても
宇宙(そら)の掌の中
人は永久欠番
宇宙の掌の中
人は 永久欠番
《中島みゆき》を求めて
中島みゆき、歌、作詞作曲
関係者の死を悼んでつくったものだそうだ。
中学国語の教科書、「新しい国語3」(東京書籍)にも掲載されている。
それにしても・・・、
中島みゆきは、ずっと「中島みゆき」のままなんだろう。
Posted by サリー at
12:30
│Comments(1)
2006年02月03日
晴耕雨読
晴れた日には、外に出て少しばかりの田畑を耕し、
雨の日には、家に居て読書をすること。
悠々自適の境遇を指していう。
宮沢賢治を創った男たち
土には生命の息吹を感じる。
大地とつながっているような、そんな安定感。
本は、知識、思考力を養う上に欠かせない。
何より、独り者の友達だ。
「晴耕雨読」
老後はそうやって暮らしたいものだ。
雨の日には、家に居て読書をすること。
悠々自適の境遇を指していう。
宮沢賢治を創った男たち
土には生命の息吹を感じる。
大地とつながっているような、そんな安定感。
本は、知識、思考力を養う上に欠かせない。
何より、独り者の友達だ。
「晴耕雨読」
老後はそうやって暮らしたいものだ。
Posted by サリー at
11:46
│Comments(0)
2006年02月02日
六月の雨
またひとしきり 午前の雨が
菖蒲の色の みどりいろ
眼うるめる 面長き女
たちあらわれて 消えてゆく
たちあらわれて 消えゆけば
うれひに沈み しとしとと
畠の上に 落ちてゐぬ
はてもしれず 落ちてゐぬ
お太鼓叩いて 笛吹いて
あどけない子が 日曜日
畳の上で 遊びます
お太鼓叩いて 笛吹いて
遊んでゐれば 雨が降る
櫺子の外に雨が降る
汚れっちまった悲しみに
中原中也である。確か、高校生だったか、中学生だったか、
ハッキリした時期は忘れてしまったが、
教科書に載っていた詩がずっと印象に残っていた。
詩よりもむしろ、中也の写真と言った方がいいかもしれない。
帽子をかぶった、憂いのある大きな瞳をもった美少年。
三十歳の若さで結核性脳膜炎のため死去。
こんな美しい詩を書き、若死にしてしまった中也。
なんて、ドラマティックなんだろう。
10代の少女が、中也に心惹かれてしまったのも
無理のないことであったと思う。
菖蒲の色の みどりいろ
眼うるめる 面長き女
たちあらわれて 消えてゆく
たちあらわれて 消えゆけば
うれひに沈み しとしとと
畠の上に 落ちてゐぬ
はてもしれず 落ちてゐぬ
お太鼓叩いて 笛吹いて
あどけない子が 日曜日
畳の上で 遊びます
お太鼓叩いて 笛吹いて
遊んでゐれば 雨が降る
櫺子の外に雨が降る
汚れっちまった悲しみに
中原中也である。確か、高校生だったか、中学生だったか、
ハッキリした時期は忘れてしまったが、
教科書に載っていた詩がずっと印象に残っていた。
詩よりもむしろ、中也の写真と言った方がいいかもしれない。
帽子をかぶった、憂いのある大きな瞳をもった美少年。
三十歳の若さで結核性脳膜炎のため死去。
こんな美しい詩を書き、若死にしてしまった中也。
なんて、ドラマティックなんだろう。
10代の少女が、中也に心惹かれてしまったのも
無理のないことであったと思う。
Posted by サリー at
15:49
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2006年02月02日
文は人なり
英語が話せないのはショウガナイにしても、
せめて、母国語くらいは、ましな文章がかけるようにならなくては、
最近、そう思うようになった。
・・・そう、ここは私の文章修行の場である。
名文・名表現考える力読む力
せめて、母国語くらいは、ましな文章がかけるようにならなくては、
最近、そう思うようになった。
・・・そう、ここは私の文章修行の場である。
名文・名表現考える力読む力
Posted by サリー at
15:32
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